「東京夜曲」
市川準の「東京」シリーズ
舞台になるのは東京のある街
実際には浦安のフラワー通り周辺である。
境川と東西線の鉄橋が何度も出てくる。
歩いてみると映画ではあまり気付かないが古い建物がたくさん残っている。
文化財の○○宅というのは明治時代なのだが、手が入っているのでややリアリティに欠け、
それよりもそのまま放置された昭和初期の壁がすばらしい。
こんなに古い家が残っているのは横須賀の浦賀くらいしか知らない。
買ったばかりのZEISS IKON Planar50mmをつけて雨の中歩いた。
またこの前と同じく西葛西から清砂大橋を渡り、南砂町の果てまで歩いた。
「放水路の堤防が、靴の先のような形をなして海の中に没していることなどは、勿論知ろうはずがなかった。」(永井荷風「放水路」)
というのを読んで地図を見ると今でも靴の形をしているので、実際に見たくなったのだ。